2023-12

日々の暮らし

暖炉に火を入れる

12月27日季語 枯尾花(冬)枯れ枯れて光をはなつ尾花かな 高井几董年末に息子たちが帰省すると連絡がありました。昨年は夫婦二人の年末だったので、うれしい知らせです。若い人たちとの会話を想って心が弾みます。暖炉の準備をしましょう。豪快に燃え上...
日々の暮らし

パッケージ

12月26日季語 冬芽(冬)聖燭のごとき冬芽やこぶし老い 高島筍雄三人で忘年会をしました。中学、高校と学校を一緒に通った友だちです。友だちの家にお邪魔するのは、何年ぶりだろう。子どもたちが小さいころだから、30年は過ぎたかもしれません。子育...
日々の暮らし

松が峰教会

12月25日季語 クリスマス(冬)ポインセチアの真っ赤をもって祝福す 山崎ひさをお友だちに誘われて松が峰教会に行きました。迎えてくれたのは立派な松。樹齢は何年だろう。礼拝堂です。天井を支える柱には大谷石が使われています。昭和7年創建のロマネ...
そのままガーデン

霜がおりた植物

12月22日季語 冬至(冬)一と本の城の裾なる冬至梅  星野椿これはブルーベリーの葉。赤くなった葉の周りを霜が縁取っています。別の葉には霜が立っています。紫のパンジーには、細かな霜を上から散らしたようです。あらら、これは何の葉だったかしら。...
日々の暮らし

霜の形

12月21日季語 枯る(冬)泡立草無類派としてかく枯るる  中尾杏子今朝は霜が降りました。庭の霜を写真に残そうとしますが、なかなか外に出られない。初霜からずいぶん経ちました。二階から見える稲田は一面の霜。小米花の葉の霜はツンと立っています。...
野鳥

同じ地球に

12月20日季語 枯菊(冬)枯菊と言捨てんには情けあり  松本たかしジョウビタキが枝に止まっているのを見つけました。カメラを持ってくるか、どうするか。待っててくれるかな。赤松の下にいました。待っててくれました。芝と枝を何回か行ったり来たり。...
日々の暮らし

松ぼっくりを拾う

12月19日季語 冬の薔薇(冬)孤高とはくれなゐ深き冬の薔薇 金久美智子作家の小川糸さんは長野に山小屋を建てて暮らしています。暖をとるために暖炉を使っているそうです。二重サッシにして、サッシ前にはロールカーテンを付けて冷気をシャットアウトす...
日々の暮らし

メンテナンス

12月18日季語 枯葎(かれむぐら・冬)あたたかな雨がふるなり枯葎 正岡子規三年探して、買ったアラジンのストーブ。ブルーの炎を見る前に、メンテナンスをします。すべて部品を分解しました。埃をはらってピカールで磨くとこんなにきれいになりました。...
日々の暮らし

アラジン届く

12月16日季語 竜の玉(冬)先生は大きなお方竜の玉 深見けん二三年越しでついに買ったアラジンのストーブ。欲しいのは、古い物だからオークションでしか手に入りません。決めました!届くまで実物はどうだろう、と不安なような楽しみなような。プチプチ...
野鳥

ジョウビタキ

12月15日季語 木守柿(冬)奥美濃や心底赤き木守柿  菖蒲あやスズメよりわずかに小さい鳥、ジョウビタキがやってきました。お隣の屋根にある苔が目当てかな。ぴょんぴょん飛びながら苔をつついています。動きが速いから、頭の方はぶれてしまいました。...